2011.07.26 Tuesday

左右

 

6月6日に金沢・東山にオープンしたsayuu
新竪町のジュエリーショップ・kikuの姉妹店です。
お店には、オーナー・竹俣氏の研ぎ澄まされた感性から生み出されたジュエリーやカトラリー、茶道具の他、パッケージが素晴らしいオリジナルの御香や、木型から制作したというこだわりの落雁なども並んでいます。セレクト雑貨もさすがの一言。

溜息が出るほど素晴らしい空間です。
なんと、茶室もあります。

友人でもある竹俣氏からの依頼で、刻字看板用の文字を揮毫。
彫りは刻字職人さんが手がけ、、仕上げの緑青は竹俣氏の手によるもの。
不思議と、昔からこの場所に存在していたような雰囲気を醸し出している看板です。東山へお越しの際はぜひお立ち寄り、ご覧くださいませ。

金・土・日のみの営業だそうです。



2011.07.14 Thursday

雨順風調四海寧

  


 雨順風調四海寧   雨風は順調で、申し分なく天下は太平である。


 願いをこめて、雨乃日珈琲店に掛けてある作品です。


韓国から、陶芸家のヘジョンさんと、デザイナーのスランちゃんが金沢に来てくれました。
いつもはぱぱぱと企画展だけ観て回る21美も、建築とアートをじっくりと味わうと一日かかる。タレルの部屋も、久し振りにゆっくりと堪能。いいものです。



2011.07.02 Saturday

瑞氣集門

   25×35

 
 瑞氣集門  めでたいしるしの運気が 門口に集まってくる



 玄関用にご依頼いただいた、小ぶりな作品です。


 


2011.06.18 Saturday

瓦釜雷鳴

   印面7cm×7cm
 

瓦釜雷鳴  

がふらいめい。土釜がさわがしい音をたてる。君子が影をひそめ、小人がはびこる。(楚辞)




本日より、21世紀美術館の展示室13ででピーター・マクドナルド氏の壁画『Disco』が公開。
2011年6月18日(土)〜2012年3月20日(金) 
ご縁があってプロジェクトに参加しています。



2011.05.29 Sunday

晝耕夜誦

  6cm×6cm

 
 晝耕夜誦  (魏書)
   
 昼は田畑を耕し、夜は書物を暗誦する。晴耕雨読と似たことば。

  
篆刻展に出品した作品です。@大阪市立美術館

同館メインの展示室で開催中の歌川国芳展を鑑賞。戯画も好きだけど、風景画も好みです。金魚もいいな〜。


2011.04.17 Sunday

釘彫水滴

  

  月は青天にあり 水は瓶にあり  禅語

 
  

  快日明窓了酲牢╂古鼎自煎茶  陸游
   よく晴れた日、明窓のもとで静かに書作を試み、冷泉の水を酌み古鼎に茶をにる
   


  

  月は青天にあり水は瓶にあり  禅語


  

  月のあかるい水汲んでおく  山頭火句


  

  一華開五葉  禅語
  

  

  やっぱりひとりがよろしい雑草  山頭火句



久し振りに作陶をしました。釘彫水滴です。嬉しくなって、箱まで作りました。
雨乃日珈琲店で使う抹茶碗も作りたい…!

春ららら市のワークショップは、たくさんの方々に来ていただき感謝感謝です。
自分がいちばん勉強になったなぁ〜

次はソウルで篆刻ワークショップです!ハングルではなく、漢字を彫る!



2011.04.05 Tuesday

乙女の金沢 春ららら市

  

「乙女の金沢 春ららら市」 開催です!
石川の作家さんのクラフトブースの他、地元で御馴染のお花屋さんや古本屋さん、おいしいパンやお菓子なども登場!ライブもあるそうです!私は篆刻のワークショップをします。文字の成り立ちを紐解きながら、お名前の印を作りませんか?


 春ららら市 http://otomekanazawa.jugem.jp/?eid=67
 4/9(土)・10(日) 10時〜17時
 金沢・しいのき迎賓館 屋外芝生広場 (雨天決行!)




   焼成前

岩崎晴彦さんの工房をお借りして()、久し振りに作陶!水滴を作り、文字を彫り込みました。わずかですが会場で販売いたします。
 
ワークショップや水滴の売上の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させていただいきます。


桜はいかに?
石垣前でお待ちしております!



2011.04.02 Saturday

新年度

 


とある昼下がりの光景。
金沢・尾山町のプラザ樹で撮ってもらったこの画像は、私の日常がよく表れている気がしますが、角度を変えれば奇跡の瞬間でもあると思えてなりません。

プラザ樹さんの壁をお借りしての展示は3月末までの予定でしたが、4月4日ぐらいまでの展示になりました。双方の搬出のタイミングが合わなかっただけなのですが。そんな感じでゆるくやっておりました。


 

2011.03.27 Sunday

 

この度の東日本大震災において、亡くなられた多くの方々が安らかにおやすみになれますよう、また、被災された方々が一日も早く以前の生活に戻れますよう、心よりお祈り申し上げます。大地に復興の花が咲きますように。

「花」ポストカードを制作し、ソウルの雨乃日珈琲店にて販売を始めました。一枚3000ウォンで、売り上げは全額、日本赤十字社へ義援金として寄付させていただきます。何卒ご協力の程、よろしくお願い致します。


しばらく更新が滞っておりましたが、3月2日に日本へ戻ってまいりました。

ソウルで、金恵貞さんという陶芸作家の工房におじゃましました。作品はもちろん、人としてすばらしく魅力的な方で、一瞬にして好きになりました。
後日いただいたメールに書いてあった、「春も近し、自分の場所で、それぞれの仕事に精をだしましょう。」という言葉を、今しみじみと噛締めています。




2011.02.25 Friday

看板

 


かねてより制作しておりました、ソウルのお店・雨乃日珈琲店の看板が完成、ようやく掲げることが出来ました! 書芸術の一種である刻字。処女作は作り終えてしまうのが寂しくなるぐらい、とにかく楽しい制作でした。

過程をちょこっとご紹介。


■ 材木選び

 

石川県・美川町の元田銘木さんで、ケヤキを購入。ところどころ朽ちていてよい感じ。
元田さんは刻字の名人でもあり、木材を使って工芸品を作っている職人さんでもあります。

元田銘木さん http://nttbj.itp.ne.jp/0762783367/index.html

■ 原稿制作



篆書と迷いましたが、隷書に決定。「珈」と「琲」は隷書が成立した時代には存在しない新しい漢字のため、隷書風に書きました。
原稿をトレーシングペーパーに写し取ります。

■ 木材に転写



トレーシングペーパーにカーボンを敷いて、木材に写します。

■ 入刀!



蚤と金槌を使って彫っていきます。手引書を見ながら、まずは書体の端っこ以外をざっくりと彫る捨て蚤という作業。その後に書体の線に沿って本蚤。いろいろな彫り方があるようですが、私は「舟底彫り」というスタンダードな彫り方で。使用した蚤は、3、6、9ミリ。彫る箇所によって適当なサイズを選ぶことが重要なよう。

■ 彫り完成!



いきなり彫り終えた画像ですみません。途中は撮り忘れです。
かすれなどの細かい部分は、彫刻刀で丁寧に彫ります。小学生の時の彫刻刀セットを引っ張り出してきたら「4年2組」と書いてあり、なんだかキュンとなってしまいました。

■ 彩色

岩崎さんにいただいた胡粉(貝殻から出来た顔料)を使いました。



まずは時間をかけて乳鉢でカラズリしたら、



膠を少しづつ入れて擦ります。耳たぶぐらいの柔らかさになったら丸め、膠が馴染むように乳鉢に叩き付けます。



うどん状にし(ニョロニョロ)、



お湯を入れて数分置きます。



お湯を捨てたら出来上がり。
必要量を皿に移して、水を加えてちょうどよい状態にしてから使います。


一度目の塗りでは随分とケヤキのアク出て、文字が黄色になりました。二度目でもアクが染みて黄色と白のマーブル模様に。三度目の塗りではほぼアクが目立たなくなり、目指していた味わいのあるクリーム色に!




完成!


雨ざらしゆえ経年変化が楽しみです。




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