2008.10.20 Monday

「偽造ノ罪」



展覧会に出品した作品。

兌換銀行券 條例第十二條 兌換銀行券ノ偽造 変造ニ係ル罪ハ刑 
法偽造紙幣ノ各本 條ニ照シテ虚断ス     澄蓮書

 
明治時代の五円券に記されている文です。(下部の黒い部分)




2008.10.16 Thursday

中国古代貨幣展


                                              枝銭


展覧会のご案内

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日中平和友好条約締結三十周年記念
中国古代貨幣展

  期間   10月17日(金)〜19日(日)
  時間   9:30〜17:00
  場所   北國新聞赤羽ホール
  講演会  10月17日(金)14時〜 北國新聞会館
        『中国古銭文化の真髄』 
         (中国貨幣学会副理事長 戴志強先生)   

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古代貨幣と、「貨」をテーマにした日中の書人の書・篆刻作品の展示です。
私は行書で出品しております。
18日(土)の14:30〜17:00は会場にいますので、遊びにいらしてください。

                                           澄蓮



2008.09.26 Friday

偽造ノ罪



「貨」をテーマにした作品がようやく完成。
来月の展覧会になんとか間に合った。
随分前からわかっている展覧会なのに、いつもの如くギリギリの制作。

展覧会に出品する作品は、最近は少字数の古代文字が中心だったので、今回の行草作品は新鮮味があったし、行間の空間処理の勉強がたっぷりできた。

画像は予備の作品。出品用は表具屋さんへ。面一のパネル仕上げになる予定。
紙が赤みがかってみえるのは、デジカメの設定を間違えたためで、実際は白と黒の作品。




2008.09.14 Sunday

色即是空

  56×59

第二・四日曜日は、午前六時より広誓寺で坐禅会。
参加してから四年目。とはいえ毎回参加できている訳ではないけれど、定期的に坐ると、単純に気持ちがシャキりとして気持ちがよいし、しゅるりと日常から離れる感覚もよい。

それにしても、いつになったら空になれるのか。
(と思っているうちはなれないんだろうな!)
どうしても、坐りながら何かを考えてしまう。今日も、一日の予定や仕事のこと、お腹がなって恥ずかしいとか、気付いたら考えることをしていた。
考え事をすると姿勢が崩れるので、考えるのをやめるのではなく姿勢を常に保つことを意識して坐る。


書も、集中している時は背筋も伸びて正座が崩れない。眠たくなったり、どうしても何かが食べたくなったりなどの欲求に駆られたりすると、体がぐにゃりと変化する。
姿勢を保つという日常的なことが、私にとってとても重要なことで、実は難しくって。


最近、日々の臨書の時間を増やした。



2008.08.23 Saturday

書の名宝展

江戸東京博物館へ「書の名宝展」を観にいく。
北京故宮博物院より国外不出の国宝、王羲之の最高傑作「蘭亭序」をはじめ、名品が一同に集う鼻息が荒くなってしまいそうな展覧会。

もー、すごい、この展覧会。
蘭亭序は臨書を重ねているのでお手本を何度も見ているが、周辺の空気を変えてしまいそうなほど、本物のオーラはすごかった。
黄庭堅の草書の筆の妙と空間処理は寒気がするほどかっこよく、文徴明の行書のスピード感とダイナミックさにはのけぞってしまいそうだった。
計65点、今後の書道人生においてなかなかお目にかかれないような絶品から離れる寂しさと、何か下の方からもわっと湧き上がる熱いもの感じながら、根岸にある書道博物館へ。
目的である中村不折の作品には作為がなく、空。

若松河田にある小笠原伯爵邸でお茶をした後、念願だった民藝店・備後屋へ。ほしいものがいっぱいありすぎて、気持ちを取り乱してしまった。
以前から筆筒を探していたのだけど、ここで出会った小鹿田焼きのピッチャーをそれに使うことにした。

夜は、渋谷のSSOへ。友人たちとの楽しい夕食。


        




2008.08.04 Monday

枯墨



1981年製造の枯墨(こぼく)をおろす。
枯墨は基線と滲みが明確になり、立体感のある線が生まれる。
(画像はちょっと濃い目)

去年購入したもので、使わずに何年か寝かせておこうと思っていたのだけど、我慢が出来ずにとうとう使ってしまった。
きっと、使いたいと思った時がおろし時。

27年前に作ってくれた職人さんに、今日の墨色を見てもらえたらいいのに。

 
   ある いきる たもつ おもう とう   



2008.07.20 Sunday

甲骨文字・同工異曲

              35×135

書展に出品した作品。

同工異曲
詩文などを作る技量は同じであるが、趣が異なること。転じて音楽を演奏する手法は同じであるが、味わいが異なること。【韓愈「進学解」より】



甲骨文字は古代文字の中でも中国最古の文字。                     文字の増減やデフォルメはあっても、3500年もの永きに渡りその意味を踏襲しながら、漢字は現代でイキイキと活躍している。
永く愛されるデザインを生み出した古代人に天晴。その最高に美しい文字を使って生活していること、また漢字圏で生まれたことに幸せを感じる。
漢字とそのルーツにやみつき。



【白川静・常用字解より】

凡(盤の形)と口とを組み合わせた形。口は神への祈りの文である祝詞を入れる器の形。即位の時の儀礼に用いる酒器を同瑁といい、同は筒型の酒杯の名であると思われる。興は同を両手で持ち、さらに両手で支えて大地に注いで、大地に宿る霊をよびおこす儀礼である。


何らかの工具の形であるらしく、金文には金属を打ちきたえるときに使う鍛冶の台とみえるものがある。工はまた呪的な行為のときの呪器として用いられることがあったらしい。


鬼の形をしたものが、両手をあげておそろしい姿をしている。田の部分は鬼の頭部。


竹やつるなどを細くして編んで作ったかごの形。竹やつるなどを曲げ、細かく編んで作るので、「まがる、まげる、こまごまとした、くわしい」の意味となる。
                                   

2008.07.11 Friday

club



今年3月にオープンした金沢・片町のclubのロゴです。
時々ある英語のご依頼は、レイアウトや線の組み合わせがおもしろくて、書く枚数がついつい多くなってしまいます。



2008.06.23 Monday

                                               23×35

ご依頼いただいた書。本日お嫁にいきました。
結婚のお祝いにふさわしい吉語です。


 熙 

   ひかり かがやく ひかり ひろまる ひろめる おこる 
   やわらぐ よろこぶ たのしむ たわむれる
    

2008.05.29 Thursday

半紙



公募展の締め切り間近。古代文字をガリガリと書いていたけど、なぜか気分が乗らなくなって、小休止。行書の臨書ばかりしている。先日、師匠からいただいた半紙を使ってみたのだけど、筆がフワフワッと紙上を走り気持ちがいい!篆刻でも映えるとの万能半紙。紙名不明。


日記

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